2009開幕戦オーストラリア予選結果
さてさて、F1開幕戦オーストラリアの予選結果です。
いや、開幕戦というのは何度観ても面白いもの。チームも変わればマシンやドライバーも替わるから。それと、今年度からスリックタイヤ復活。フロントウィングが横に大きくなりました。あと、KERSと呼ばれるブースト機能が許されました。これは、レース中のエネルギーをバッテリーに蓄えて、好きなときにそのエネルギーを使って良いというもの。ちょっぴりエコだけど、コストと重量が増えます。
フリー走行でも速い速いといわれていたブラウングランプリがフロントロー。早くから新マシンの開発に取り組み、パフォーマンスの高いメルセデスエンジンにしたことが功を奏している模様。
気になる昨年優勝のマクラーレンのハミルトンはなんと14位。同僚コバライネンは1つ上の13位と準備不足は否めない状況。フェラーリ陣営も7位マッサ、9位ライコネン。中嶋は13位に対し、同僚ロズベルグは5位。どうも力不足。
決勝が楽しみです!
F1開幕戦オーストラリアGPの予選が28日(土)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。
2009年初のポールポジションを獲得したのは、ブラウンGPのジェンソン・バトン。2番手にもルーベンス・バリチェロが入り、ブラウンGPがフロントローを独占。ブラウンGPは、Q2で揃って1分24秒台を記録するなど、圧倒的なパフォーマンスをみせた。
■F1開幕戦オーストラリア最終予選結果
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | J・バトン | ブラウンGP | 1:25.211 | 1:24.855 | 1:26.202 | 19 |
2 | R・バリチェロ | ブラウンGP | 1:25.006 | 1:24.783 | 1:26.505 | 21 |
3 | S・ベッテル | レッドブル | 1:25.938 | 1:25.121 | 1:26.830 | 21 |
4 | R・クビサ | BMWザウバー | 1:25.922 | 1:25.152 | 1:26.914 | 19 |
5 | N・ロズベルグ | ウィリアムズ | 1:25.846 | 1:25.123 | 1:26.973 | 21 |
6 | T・グロック | トヨタ | 1:25.499 | 1:25.281 | 1:26.975 | 19 |
7 | F・マッサ | フェラーリ | 1:25.844 | 1:25.319 | 1:27.033 | 21 |
8 | J・トゥルーリ | トヨタ | 1:26.194 | 1:25.265 | 1:27.127 | 20 |
9 | K・ライコネン | フェラーリ | 1:25.899 | 1:25.380 | 1:27.163 | 21 |
10 | M・ウェバー | レッドブル | 1:25.427 | 1:25.241 | 1:27.246 | 20 |
11 | N・ハイドフェルド | BMWザウバー | 1:25.827 | 1:25.504 | 14 | |
12 | F・アロンソ | ルノー | 1:26.026 | 1:25.605 | 12 | |
13 | 中嶋一貴 | ウィリアムズ | 1:26.074 | 1:25.607 | 16 | |
14 | H・コバライネン | マクラーレン | 1:26.184 | 1:25.726 | 15 | |
15 | L・ハミルトン | マクラーレン | 1:26.454 | 5 | ||
16 | S・ブエミ | トロ・ロッソ | 1:26.503 | 10 | ||
17 | N・ピケ Jr. | ルノー | 1:26.598 | 12 | ||
18 | G・フィジケラ | フォース・インディア | 1:26.677 | 10 | ||
19 | A・スーティル | フォース・インディア | 1:26.742 | 9 | ||
20 | S・ボーデ | トロ・ロッソ | 1:26.964 | 10 |
予選後、ハミルトンはギアボックス交換で5番手降格。トヨタ勢のリアウィングが高速でたわむとしてクレームが付き、最後尾からのスタートとなった。