一眼レフデジカメが欲しい話
最近、NANAさんやあすかさん、ドンさんの影響を受けて一眼レフのカメラが欲しいなぁと思い始めています。
一眼レフも性能=値段がピンキリで、そもそもカメラに疎いSATOXはどれを選んで良いのやら迷っている次第なんです。
とりあえず理解したのは、大きく以下の3点。
■1.レンズは交換可能
まぁ当たり前と言えば当たり前なんですが、各メーカーのカメラレンズは取り替えることが可能です。超望遠のレンズもあれば、マクロ撮影に特化したカメラ、画像が歪曲してワイドな絵を撮れるワイドレンズなど、いろいろあるわけです。
カメラ好きな人に言わせると、このレンズをいろいろ交換したりして写真の質を変えたりするのが楽しいようです。
とはいえメーカーによって付けられるレンズはそれぞれだし、カメラによってはボディのみでレンズ別売りなんてのもあって初心者であるSATOXは迷うところ。
を焦点距離、を有効口径(平行光線範囲)としたとき、上記の数式でF値をというのが求まり、おおよそそのレンズを明るさを表すことが出来るんだそうな。F値は小さい方が明るく、特に絞り全開の時のF値を開放F値というんだって。
一般的に「F値は写真を撮るときの絞りの度合い」を示し、「開放F値はレンズの明るさ」を示とのこと。
また、絞りはピントの合う範囲も決める物。ピンホールカメラが像の全体を撮ることが出来るように、絞った方が手前も奥もピントがあったフラットな写真が撮れますが、開放するとレンズの焦点があった距離の所しかピントが合わなくなります。
あと、写真の絵を決めるのはシャッタースピード。光を集め始めてから閉じるまでの時間ですね。暗いところで撮る花火なんかで残像が残るのは、シャッタースピードが長いからなんですね。つまり、光量を決定するものなんです。素早く動く物を撮るときはシャッタースピードが短くないとボケてしまいます。
■3.撮像素子のサイズが大きく2通りある
カメラの画質を語る上ではキモとなるCCD(ここでは便宜上CCDに。CMOSが主流)のサイズが大きく2つあります。これまで、大型のCCDを生産するのには技術的に問題があり、いわゆるアナログフィルム(35mm)の投影範囲と比べて面積の小さいCCDが採用されていましたこの小さいCCD(23mmとか)でこれまでのレンズを使うと、レンズが像を映す範囲の内側にCCDの範囲があるため、光量的に無駄になってしまいます。
そこで、この小さいCCDでキレイに撮れるように各社専用・対応レンズを開発していました。
また、最近のトレンドとしてフルサイズのCCDが中級機でも登場するようになってきました。つまり、フルサイズの像を映すレンズの有効範囲をそのままCCDで取り込む事が出来るようになってきたわけです。
レンズは交換可能なので、カメラがこのフルサイズに対応しているかどうかがキモになります。コンパクトカメラ&レンズでやっていくか、将来を見越してフルサイズにするかです。
従来のアナログカメラはもちろんフルサイズ。画質がより良いのもフルサイズ。問題はコストです(笑)。一方、フルサイズに未だ対応していないメーカーもあったりします。
■絞りとシャッタースピードが重要なのはどうして? - デジタル - 日経トレンディネット
下に載せているα900とα700のミラーのサイズを見比べてみると一目瞭然です。▼CCDとCMOSの違い(1/10追記)
CCDとCMOSの違いは、撮像素子1つ1つからどのように信号を取り出すかという仕組みが異なってます。CCDはブラウン管のように素子の信号をトレースすし、最後に信号を増幅しますが、CMOSは個々に信号を回路に渡して増幅していくため、映像信号の取り出しタイムラグが発生します、そのため、動きの速い映像では画像がゆがんでしまうことがあります。また、CMOSでは素子毎の信号増幅処理にバラツキがあるため、映像にムラが出たりもします。
とまぁCMOSの方が性能は悪いのですが、ノイズを減らす処理や高速に取り込む技術を活用し、今ではCMOSの方が性能が良くなっておりハイクラスではCMOSが主流になっています。
以下、カメラを適当に列挙しています。
ハイエンドクラスはさすがに高すぎるので除いてます(笑)。
■ハイクラス:フルサイズCCD機
この辺が欲しいところですが30万程度のご予算(笑)。α900はボディのみ。ひとまずレンズ付きが初心者にはありがたい。Nikon デジタル一眼レフカメラ D700 レンズキット D700LK ニコン(2008-07-25) |
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Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII EF24-105L IS U レンズキット キヤノン(2008-11-28) |
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ソニー デジタル一眼レフα(ボディ単体)ブラック DSLRA900 ソニー(2008-10-23) |
■ハイクラス:コンパクトCCD機
こちらは10〜15万くらい。■エントリークラス:コンパクトCCD機
こちらはぐっと下がって5〜7万。買ってもどうせろくな事に使わないのは分かってるんですけども、どうせ撮るならってのはあるなぁ。せめてペットを飼っていたり、子供がいたり愛すべき被写体があれば思い切れるんですけどね。
どないしよ。