SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ミシュランガイドに踊らされる日本人

飲み会なんかで飲食店を選ぶのって大変ですよね。
ある程度行ったことがあって、安心を得ているお店があればそこに行けるのですが、なにか新しいお店に行くときはみんなをガッカリさせないようなお店を選びたいものです。
んで、ネットユーザが飲食店を探すときに何を参考にするのかというネタ。
まぁ「ぐるなび」とかで検索して、店の場所とか内容を見て決めますかね……。あ、ミシュランガイドが2%もいるんだ……。

■飲食店探しで参考にするもの(関東)

76.5% 「グルメサイト: パソコンから」
56.0% 「クチコミ」
26.0% グルメ情報誌
22.5% 「テレビ」
22.0% 「クーポン雑誌」
19.0% 「地域情報誌」
14.0% 「ブログ」
10.5% 「グルメサイト: ケータイから」
2.0% ミシュランガイド

アイシェアはこのほど、ネットユーザの飲食店選びに関する情報源についての調査結果を発表した。

ミシュランガイドってなんなの
以前、ミシュランガイドなんてダメというネタを書きましたが、「ミシュラン」というなんだか高貴な響きに騙され、過信しすぎてそのお店に行っちゃうのはなんだか些末な気がします。ミシュランってタイヤメーカーなんで、日本ので言い換えれば「ブリジストンガイド」とか「ヨコハマタイヤガイド」みたいなもんでしょうか(笑)。
また、本場フランスでは「内容自体の視野が狭く古くさい内容」としてあまり見向きもされていな傾向が強いとのことで、その信憑度、精度も実際怪しいものです。
実際、世間の屈託のない評価とミシュランとではずいぶん評価内容がずれているようです。そもそもなんだか値段の高い(高級店?)ばかりだし。
一方、「ミシュラン自体に人格があるわけではない」というのが問題です。味覚なんて人それぞれなわけで、人によって好き嫌いもあります。それを踏まえた上でもし人格があり、好き嫌いがある程度自分と合うのであれば、その内容は自分にとってとても参考になる物ものですよね。
そもそも、複数の肉ばかり食べて育ったフランス人と日本人がまぜこぜになって評価した内容が「一般評価」となりうるはずがないのです。そんなんで★何個とか「うるせー」って感じ(笑)。
まぁミシュランガイドが悪いというわけでは決してなく、ミシュランで取り上げられたお店、ミシュランが評価した内容として参考にするなら良いのですが、もし過信して胸躍らせてミシュラン店巡りとかしている人がいるとすれば、ちょっと滑稽だなぁと思う次第です。
つまり「ミシュランは三つ星評価だけど、私の舌には合わなかった」と言える日本人であって欲しい(笑)。

■伊集院、ミシュランガイドに苦言 - SATOXのシテオク日記

友里征耶という人がミシュランガイド店を評価したという本「ガチミシュラン」。
記事によるとミシュランの内容を酷評しているそうです。

そんな注目度の高かった『ミシュランガイド東京2008』に掲載された星付きレストランを"辛口レストラン評論家"である友里征耶さんが覆面&自腹で取材し、1冊にまとめたのが『ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9』(発行: 講談社・1,575円)だ。

まぁこの人の舌がどれだけすごいのか、観察力がどれだけあるのかは分かりませんが、少なくともミシュランガイドと違った評価をする人がいることは間違いないわけです。
SATOXからすればミシュランガイドもガチミシュランもどっちもどっち。
ミシュランには載っていない友里のオススメ」なんてのもあるそうですが、そんなのを載せるスペースがあるなら行ってないミシュランガイド紹介店を紹介しろよ、ガチミシュランじゃねーの?って思うわな(笑)。

そんな注目度の高かった『ミシュランガイド東京2008』に掲載された星付きレストランを"辛口レストラン評論家"である友里征耶さんが覆面&自腹で取材し、1冊にまとめたのが『ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9』(発行: 講談社・1,575円)だ。

ミシュランガイド東京2009 日本語版ミシュランガイド東京2009 日本語版

日本ミシュランタイヤ株式会社(2008-11-21)
ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9ガチミシュラン 自腹・覆面で食べ歩いた星付きレストラン89+9

友里 征耶
講談社(2008-11-14)