SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

FIA、コスト削減案発表

ホンダのF1撤退発表を受け、FIAがF1のコスト削減案を発表したんだそうな。
内容は、おおよそ以下の通り。

  • ドライバー1人当たりのエンジン数を8基までとする
  • チーム当たりのテスト用エンジン数を4基までとする
  • エンジンの回転速度を最大18,000rpmとする
  • タイヤの情報を各チームで共有する
  • 2010年に非メーカーチームへのエンジン価格を半額にする

これらにより、メーカー系チームの運営費が約30%削減出来ると予想しているんだそうな。

自動車レース、フォーミュラワン(F1)を統括する国際自動車連盟(FIA)は12日、国際的な金融危機や景気後退を受け、F1のコスト削減案を発表、来季からエンジンの使用数などを制限する方針を明らかにした。

国際自動車連盟(FIA)は12日、F1チーム協会(FOTA)と運営費削減案について合意したと発表した。09年はエンジンやテスト回数の制限強化などで約30%減ると見込んでいる。

F1と言えば各メーカーやチームが莫大な投資を行い、最先端の技術で競い合う競技だったはずですが、直接生産的ではない活動ですから不況の影響はどうしても受けてしまいますね。
コスト削減についてはもう何年も前からいろいろ取り組まれていますが、それにより他チームに負けるつもりもなく、トップチームは現在の優位性を保ちたいというジレンマもあるわけで、FIAはその意思を汲む必要もありますのでなかなか難しい話です。
また、エンジンについてはコスワースエンジンを標準エンジンとする動きがあり、チームはこのエンジンを使うか、このエンジンのスペック内のエンジンを独自に開発出来るようになるとのこと。う〜ん。
明日、F12008総集編放送です。