au、ドコモMNP転出数逆転

ナンバーポータビリティが始まってから契約者数純増数１位だったKDDI(au)は、ソフトバンクに抜かれ、さらにNTTドコモにも抜かれてしまいました。
当時auは他のキャリアが行っていない魅力的なサービス(GPS、音楽、3Dゲーム)を投入し、さらにauはカッコイイというイメージ戦略で契約者数を増やしてきましたが、最近の「auの庭」「Smart Sports」「Lismo」なんていうユーザが魅力をあまり感じないサービスがユーザ離れを助長しているのでないかと思います。
ソフトバンクは実のところインフラはいまいちですが、安さとiPhoneやその他のスマートフォンなど魅力的な端末が多いですからね。

キャリア	2008年11月純増数	累計
NTTドコモ	6万5100	5403万4700（51.3％）
KDDI(au)	1万5800	3051万4200（28.9％）
ソフトバンクモバイル	11万3000	1986万4600（18.8％）
イー・モバイル	9万7300	101万1500（1％）
携帯総計	29万1200	1億542万5000（前月比増減率 0.3％）

auとソフトバンクの契約数が入れ替わるのも遠くなさそう。何か魅力のあるサービスや端末を出さない限りは………。

電気通信事業者協会が2008年11月末の携帯・PHS契約数を発表。11月は後半から各キャリアが2008年冬商戦向け新機種を発売したものの契約者の増加には大きく結びつかず、前月の結果を下回った。純増シェアトップは19カ月連続でソフトバンクモバイル。

以下、各IPサービスの契約者数。やはりソフトバンクの増加数がすごいですね。

IP接続サービス	増減	契約数
iモード（NTTドコモ）	2万800	4809万500
EZweb（KDDI）	6500	2588万3100
Yahoo！ケータイ（ソフトバンクモバイル）	8万600	1595万8400
EMnet（イー・モバイル）	4200	4万5800
合計	11万2000	8997万7800