SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

北京オリンピックはウソばかり

中国・北京オリンピックが開催中でありますが、なんだかいろんな問題があり賑わっているようです。
特に目立つのがなんだかウソの話題。中国を良く見せようと必至なようですが、恐らく情報を規制されている中国国内の中国人以外はそんなウソはお見通しなんじゃないですかね。
う〜ん……。

■ライブ映像、実はCG映像
まずは開会式で流れた花火のライブ映像が実はCGだったというウソ。キレイな花火の映像を見せたいのなら見せればいいと思うんですが、生放送としてCG映像を世界に配信してます。これは厳しい。
どうでもいいですが、開会日は化学薬品を上空に撒いて晴れさせると言っていたような気がしましたが当日は曇天のあいにくの天気。やるならビシッとやって欲しいものですが、効果がなかったんでしょうかね。

北京五輪の開会式でテレビ放送された花火で描いた巨人の足形の映像が、CG(コンピューターグラフィックス)による合成映像だったことが11日、明らかになった。中国のメディアが伝えた。実際に打ち上げた花火によるものではなかったという。
 同メディアによると、五輪の映像効果の担当者が合成映像だと認めた。この担当者は「約1年かけてこの映像を作製した。実際の花火と比べるとCGの方が明るかった」と話している。

■少女の独唱、実は口パク
次は開会式で唱っていた少女が実は口パクだったというウソ。子供に嘘をつかせるとは……と批判が相次いでいるようです。
そこまでして良く見せたいのかと逆に引いてしまいました。なんだか中国らしいですけども。

開会式でソロで歌い、「天使の歌声」と人気を集めていた林妙可ちゃん(9)が、実は「口パク」だったことを音楽総監督の陳其鋼氏が中国の通信社、中国新聞社の取材に告白した。舞台裏で別の女の子が歌っていたという。インターネット上では「純粋な子どもにうそをつかせるのはよくない」と批判が出始めた。

報道の自由、実は条件付
次はオリンピック開催期間中は報道規制や情報規制は一切行わないという中国政府の約束のウソ。中国に都合の悪いものは中国人だろうが外国人だろうが気にくわなければ約束なんか関係ないという事なんでしょうかねぇ……。
一部、インターネットが規制されていたり、取材中の日本人を含む外国人記者が拘束されたり暴行を受けたりしているそうです。

中国政府は、国際オリンピック委員会の要請に基づき、五輪期間中は国内で自由に報道活動ができると公約している。しかし10日には、新疆ウイグル自治区クチャの爆破事件を取材していた日本人記者が拘束された。北京五輪の取材拠点では一部ウェブサイトへのアクセスが制限されている。

■疑惑:年齢詐称?
体操の中国人選手に乳歯が抜けたとされる前歯のない選手がいたそうで、禁止されている16歳に満たない選手がいるのではないかという疑惑が持ち上がっているそうです。体操は年齢が若い方が有利なんだって。

「米中対決」として注目された13日の体操女子団体総合。中国が五輪初の金メダルを地元で獲得する感動のドラマで幕を閉じたが、話題の中心は米国メディアが疑う中国選手の年齢詐称問題だった。

 
予想は誰でも出来ていたと思いますが、近年で一番ダメなオリンピックという事は残念ながら間違いなさそうです。
(追記8/16)

■開会式の少数民族、実は漢民族
開会式に現れた中国の少数民族の衣装を着た子供達は、実はそれぞれの民族から選ばれた子供達ではなく、漢民族がそれぞれの衣装を着ただけだった模様。
あくまで見た目重視で、人がそれを知ったときどう思うかなんていう心意気、気遣いがないんですね……。

巨人花火の中継、少女の歌声など過剰な演出が指摘されている北京五輪で15日、開会式に民族衣装を着て登場「56民族の子供たち」の大半が、実は民族衣装を着ただけの漢民族の子供だったことが分かった。北京五輪組織委員会が記者会見で明らかにした。