アマミノクロウサギの危機

奄美大島に生息する天然記念物「アマミノクロウサギ」が猫に補食される瞬間の撮影に成功したんだとの事。
天然記念物という事で、猫による被害は大変深刻なのですが、猫も生きていくのに必至なわけですから、これはもうどうしようもないですね。

鹿児島県・奄美大島に生息する国の特別天然記念物アマミノクロウサギが、野生化した猫に捕らえられた瞬間の写真撮影に、環境省奄美野生生物保護センターが成功した。クロウサギについて捕食被害の場面が撮影されたのは初めてだという。４日、発表した。

グローバルな視点になってみると、仮に人間のせいだとはいえ、種が絶滅するのはある意味仕方がないといいますか（いや、もちろん悪い環境は補って種の絶滅は避けるべきですが）、人間が天変地異で滅んだとしても自然の流れに身を任せるのであればこれはもう「仕方がない」と諦めるしかないんじゃないでしょうかね。
少なくとも、いずれは太陽は燃え尽きてなくなるし、地球も太陽が燃え尽きる際には膨らみ続ける太陽に取り込まれて消滅します。これはウソでも何でもなくて、天体学的に言えば定石。ただ、40億年くらい先のお話です(笑)。