SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Windowsの次のOS、「Midori」

マイクロソフトが「Windowsの次」のOSを開発しており、コードネームは「Midori」と言うんだそうな。
Midori上で動作するツールやライブラリは.NET Frameworkで実現したマネージドコードなんだそうで、当初Windows Vistaがそうなるはずであった技術的な内容を盛り込んでいるようです。
さらにリソースの並列動作やデータドリブンの処理動作などもサポートされるそうで、CPUリソースの割り振りがリソースやデータの単位で行われるという事ですかね。
また、Midoriではノンブロッキングオブジェクト指向型の動作が可能だそうで、自由なスレッドからオブジェクトにアクセスされることを許すシステムの模様(即ち排他制御されてる、と)。例えば、あるフォームに置かれるコントロールに対し、外部フォームが直接そのコントロールにアクセスする事は基本的にタブーですが、それも排他制御されて処理可能、という事なんだと思います。
これであればバグりにくいし、今後増えて行くであろうマルチプロセッサに仕事をさせるならかなり効率的に処理を行う事が出来るのではないかと思います。
Windowsはメッセージドリブンの手続きを行っていく構造で、その処理は基本的にシングルタスク。この「基本的」なフレームワークがきっと大きく変わるのだと思います。

事情筋によると、米MicrosoftWindowsに続くOSの開発を進めており、このOSは「Midori」のコードネームで呼ばれている。このOSは開発者にどんなメリットをもたらすのか。

マイクロソフトはMidori上でWindowsアプリが動作する事を目標としているようで、それがもし実現するのであればユーザのMidoriへの移行はたやすく簡単なものになるんじゃないかと思います。ってか、必須ですね(笑)。
Windows7の次にMidoriがリリースされるとはとても思えませんが、評価版くらいは技術者向けにリリースされるかも知れませんね。