SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ウチのぽち知ってますか?(笑)

昔の話ですけども、神奈川県の寂れたところにあるSATOXの実家ではよく猫を飼っていたんですな。
どっかいっちゃったり死んでしまったりでもう何代も常に1匹だけ。たぶん今でも実家に居着いている猫さんはいるんだと思います(親に聞いてない)。もらってくる猫さんもいれば勝手に居着く猫さんも(笑)。ウチの親も大の猫好きなんですな。
SATOXが大学生の頃、近所の一風変わったクリーニング屋でアルバイトをしていたことがあったのですが、その職場はプレハブ小屋で人は住んでおらず、猫がたくさん居着いていました。
そんなときそこで子猫が生まれ、もらってきた全身真っ黒の猫が「ぽち」さんです。やっと乳離れして缶詰を食べられるような小さな頃、……そうですねぇ、手のひらに座れるくらいのちっこい頃にウチにやってきました。
名前については当時からSATOXがひねくれ者だったことが伺えますな。いや、「ぽち」と呼んでいたのはSATOXだけだ(笑)。
たくさんいた子猫の中から1匹だけ連れてきたため、家に連れてくると寂しいのか不安なのかぴーぴーずっと鳴いていたのですが、しばらくすると泣き疲れてSATOXのお腹の上で寝てしまいました。深夜になってぽちが目を覚ますと、またぴーぴー鳴き出したので意を決してその近所のバイト先のプレハブまで連れて行き、他の子猫の所に戻してあげようとしたわけです。「お家へお帰り〜」と離してあげたのです。ところが、そのぽちさん、ぴーぴー鳴きながらSATOXのところに戻ってきたのです。
このとき決めたね。ぽちはウチの子だ、と(笑)。


そんな小さな頃から一緒にいたので、ぽちとは今まで飼ってきた猫の中で一番仲良くなれたんじゃないかと思います。「おいでおいで〜」と手招きすると走って近寄ってくるし、一番よく遊んであげたかな。「もこもこの毛」が大好きで、この毛で遊んであげると異様に反応がよかったのを覚えています。
ぽちも歳をとってくると、いろいろなケガをしてきました。基本的に放し飼いだったので、そこらの野良さんとケンカとかしてくるんですよね。
耳がちょっと欠けちゃったり、上の犬歯が抜けちゃったり、車のシャフトに挟まれたのか、立派なしっぽが切れてしまったり……。いやぁいろんな事がありました。今となってはもっと写真を撮っておけばよかったと後悔しているんですが、最期はお隣の庭先の木の下にひっそりと横たわっていたそうです。
ってなわけで、黒猫には異様に反応してしまうSATOX。

■ぽちの部屋

こないだまた、近所(アメリカのアパート)の猫「Rusty君」をお持ち帰りしてしまったのは内緒です。(ていうかね、ドアを開けると入ってくるの。)