SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ホーネット博物館に行ってきた

ラスベガス旅行の興奮もさめやらぬところではありますが、ホーネット博物館というところに行ってきました。
ホーネット博物館というのは、「ハチドリ」を展示しているところでもなく、「F/A-18」の展示場でもなく、空母「ホーネット」の博物館なのです。つまり、現役を退いた空母が一般公開され、博物館となっているんですね。
日本じゃ絶対に考えられませんもんね(自衛隊は空母を持てない)。
ちなみに、「空母」をご存じでない奥様方にご説明しますと、飛行機の離陸着艦が可能な滑走路を備えた大きな船のことであります。飛行機の帰るところなので空母なんですな。
ちなみに場所はこちら↓


サンフランシスコにほど近い、オークランド(正確にはAlamedeaという街)というところの港に停泊しております。
しっかりお金を取られました。ウェブでは12ドルと書いてあったところ、当日は14.5$。簡単な紙のマップを受け取り、さあどうぞ!といった具合に中に入りました。
F-14トムキャットに釘付け
中に入ってびっくり。
可変翼でおなじみのF-14トムキャット君がどどーんといらっしゃるじゃあああないですか。半ばホーネットの事なんてどうでもよくなって魅入られてしまいました。

柵も何もなくただ置いてあるF-14。さわり放題です(笑)。エアダクトの中やターボファンエンジンの中に首をつっこんでも怒られません!!
また、写真をよーく見てもらうと分かるとおり、AAM(ミサイル:サイドワインダー)を装備してます!燃えますね〜。
既にアメリカでは現役を引退してしまったF-14ですが、カッコ良さは健在です。

■wikipedia:F-14 (戦闘機)

■アポロを迎えに
このホーネットCV-12、実はアポロが月面から帰ってきたときに着水したポッドを回収しにいった歴史のある空母なんです。

月から帰ってきた宇宙飛行士は、細菌などに汚染されている可能性が考えられたため、精密検査を行うまではキャンピングカーのような箱に閉じこめられていたわけですけども、その箱も展示されていました。簡易的なキッチン、電子レンジなどが設置されているのが見えました。
■甲板やら司令室やら
おっちゃんに案内され、空母のエンジンルーム(エンジンは蒸気機関)や司令室なんかにも入ることができます。近代ではあり得ないような感じなんでしょうけども、レトロなスイッチ群がいろいろ付いておりました(説明が適当だなぁ)。
甲板(滑走路)も自由に歩き回れます。すっかり老朽化してねじもすっ飛んでおりました。
■嗚呼、ホーネット
このホーネットは第2次世界大戦中、日本の沖縄にもおもむき、攻撃を行った空母であり、戦艦大和とも交戦しています。それにより多くの日本人がなくなったことも事実で、感慨深いです。
しかしながら、英語もろくにしゃべれない日本人がふらーっと行ってそんな空母を見学できるっていうんだから、平和ってやっぱりすばらしいなぁと思った次第であります。

■wikipedia:ホーネット(CV-12)