MP3特許でMS打撃 次はアップルか！？

Alcatel-Lucent社はMP3(MPEG Audio Layer-3)に関する特許でマイクロソフトを訴えていたが、この度マイクロソフトが敗訴となり、約15億ドル(約2,000億円)の支払いを命じたんだそうな。
う〜ん、ものすごい額の支払いが命じられたわけですが、これでも要求額の３分の１なんだって(笑)。

サンディエゴの裁判所の陪審団は2月22日、Microsoftに驚くほどの一撃を見舞った。特許訴訟でAlcatel-Lucent側を支持し、15億2000万ドルの支払いを命じたのだ（2月23日の記事参照）。これは、Alcatel-Lucentが要求していた額の約3分の1だ。

MP3のライセンスに関しては、マイクロソフトはFraunhofer社からライセンス供与を受けていたんだそうな。んで、Alcatel-Lucentの主張する２つの特許がFraunhofer社のライセンスには含まれていないと主張し、この訴えが認められたという流れ。松下が訴えられているBluetooth特許に似てますね。
この問題となるFraunhofer社のライセンスはアップルやリアルも使用しているんだそうな。マイクロソフトが敗訴したことにより、アップルやリアルも訴えられれば敗訴する可能性が高いというわけです……。
また、別の訴訟ではXbox360のビデオデコーデックが特許を侵害しているとしてLucentが訴えを起こしているそうな……。
この手のサブマリン的な特許って、ムカつきますなぁ。つまりは、特許侵害されている事を知りつつ、世の中に広まったところで訴訟を起こすわけです。
あーやだやだ。