SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

劣化しないガラス製CD

なんでも音のゆがみがなく、音質も劣化しないガラス製のCDが開発されたそうな。
なるほど、CDは硬質プラスチックで作られているのが一般的ですが、力を加えると曲がるので、温度変化による伸縮もナノ単位ではあるはずですよね。しかもプラスチックは無色透明ではないので、レーザー波は少なからず劣化してしまうわけです。
んじゃあ、伸縮もレーザーの劣化も少なく、傷も付きにくい「ガラス」でCDを作ってしまえというコンセプトみたい。

ガラス製の音楽CDが世界で初めて開発され、発売された。音のゆがみがなく、音質も劣化せず、デザインも美しい“夢のCD”だ。試聴した音楽評論家らからは、実際の演奏通りに聞こえると、驚嘆の声が上がる。

プロが視聴してみて音質が違うと言うんだから効果はあるみたいですね。逆に言うと、ピットで記録されているデジタル情報が、普段から劣化して読み取れているということになるんでしょうか。何だかショックだなぁ。パリティとか効かないのか。
CDの寿命については一般的には約10年とされてますよね。
ピットの記録されているアルミニウムの面が空気に触れ、酸化することで素材が縮み、データが読み取れなくなるんだって。

2000枚以上のCDコレクションを携えて引っ越しをしたダン・コスターさんは、新居で音楽を聴いていて奇妙なことに気づいた。CDはいつも大切に取り扱っていたのに、きちんと再生できないものがあるのだ。

「CDは永久に保つんだ」なんて議論もありましたが、ガラスですらほら、廃屋のガラスなんてもろくなってるじゃないですか。プラスチックも紫外線にさらすとパキパキ折れるようになりますよね。酸素や光にさらされている限り、状態は悪くなっていくわけですよね。
そっか、このガラス製CDもいずれは…。