SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

JAL123便、墜落までの軌跡

1985年8月12日、JAL123便が群馬県御巣鷹山付近に墜落しました。
その墜落までのやりとりとその詳細がFLASHになってまとめられています。
これを全部見た後、その晩はなかなか眠れませんでした。

■http://sk.fox.ac/jal123/

垂直尾翼が吹き飛んで、油圧コントロール不能になり、機体は激しいダッチロールに見舞われます。乗客の頭上には酸素マスク。
「ストールするぞ!」……機長の叫び。ギヤを出すなど、墜落しない為の必至の努力が続く。
緊急事態ゆえ、123便以外の無線通信自粛が管制塔から伝えられる。
右側最後部のドアが破損。油圧のせいか、激しい振動のためか。
管制塔から無線の周波数の変更が要求される。
機長が叫ぶ「そんなのはどうでもいい!」。
乗客の音声はないが、乗客は騒ぐことなく衝撃に備えていた。
山が近いてくる。ライトターン、レフトターン。
機長が独り言。「これは駄目かも分からんね」
機体が40度上に傾き異常な減速。フラップを下げた途端、急降下。
「フラップアップ!フラップアップ!」
その直後、激しいノイズ音に見舞われた。
 
インターネット上では、今でも事故現場の写真を目の当たりにすることが出来ます。背の高い木にボロボロでぶら下がっている遺体、無傷に見えるが動かない人、辺りに散らばる足や手。激しい火災で息のあった人も……。
この事故で520名が亡くなり、4名の命が取り留められました。
最期を予期し、機内で遺書をしたためた人もいたそうです。
整備不良による事故、ミサイル誤射説、何故山に向かったのか(海)など色々憶測がありますが、とにかく痛ましい結末。亡くなった方のご冥福をお祈りします。
この事故が無駄にならないように、教訓となって生かされていることを信じたいですね。

■日本航空123便墜落事故 - Wikipedia