SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

すごいぞ!成田ロス間5時間で!

すごいメンバーがタッグを組みますぞ!
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、米航空宇宙局(NASA)、米ボーイング社、石川島播磨重工、川崎重工が共同で音速旅客機の研究開発を行うそうな。
実用化は2020年。実用化されれば、現在のジェット機では成田-ロサンゼルス間の9時間ほどが5時間ほどに短縮されるという。

宇宙航空研究開発機構石川島播磨重工業川崎重工業などは米航空宇宙局(NASA)、米ボーイングと共同で次世代超音速旅客機の研究開発に乗り出す。主要課題である超音速機の爆音を大幅に抑える機体設計技術などを研究する。日本側の目標は東京とロサンゼルスを現在の約半分の5時間で結ぶ200―300人乗りで、共同研究の成果をもとに機体を完成させ2020年ごろの実用化を目指す。

音速こ超えるとものすごい爆音(ソニックブーム)が響きます。なぜかというと、音の伝わる速さよりも物体の移動の方が速いため、音の密度(空気の振動)が高くなるわけです。音が物体にまとわりつくような感じになるので、機体の振動なども懸念されるわけです。
過去にコンコルドなんてのがありましたがコイツはすごい爆音で、通常のジャンボジェット機の50倍うるさいそうな。でもJAXAはジャンボジェット機の1/2倍の騒音にするのが目標なんだって。半分ですよ、奥さん(笑)。
ちなみにコンコルドの場合、音速を超えると音が置いてけぼりになるので割合機内は静か、さらに空気の摩擦で機外の温度が100度近くになるんだって。少ない乗客数、燃費の悪さ、騒音とビジネス的には大失敗だったようです。