SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ディスカバリー、ピンチ!?

NASAの発表によると、スペースシャトルディスカバリーの複数の箇所で損傷らしき部分を見つけたとのこと。
帰還に問題がある場合、国際宇宙ステーション(ISS)に乗組員が滞在しながら修理することになる。

NASAによると、過去に帰還したシャトルの損傷は飛行1回平均156個。大きさ1インチ(2・5センチ)を超すものは31個。シャトル計画副部長のウェイン・ヘール氏は「今回のディスカバリーに確認された傷のような部分は26個」と述べた。

修理が出来ない場合、スペースシャトルアトランティスかロシアのソユーズを使って帰還させる必要があるということだけど、先日NASAは断熱材の薄利問題を理由にスペースシャトルの打ち上げ計画を凍結したばかり。
ソユーズは確か2〜3人乗りなので、数回に分けて帰還しなければならない。それと、今、ソユーズの機体がどれだけあるかという問題もありますなぁ。
ともかくディスカバリーのピンチです。



続報。特に帰還に関しては問題ないとの結論が出たようです。(過去のシャトルを振り返ると、損傷はもっと酷かったらしい。)
一方、次期シャトル打ち上げが凍結したことから、国際宇宙ステーション(ISS)でやるべき作業を増やすとのこと。つまり、ISSでの滞在期間を延長するそうだ。

米航空宇宙局(NASA)は29日、スペースシャトルディスカバリーの帰還を、予定の8月7日から8日へ1日延ばす検討を始めた。打ち上げ時に外部燃料タンクの断熱材が剥離(はくり)した問題で次回のシャトル打ち上げが凍結されたため、国際宇宙ステーションの維持に必要な機器の交換やゴミの回収などを、ドッキング中に前倒しで実施するためだ。30日に結論を出す。

とにかく、無事に帰還することを切に願います。