第7戦ヨーロッパグランプリ予選結果
2戦の謹慎期間を経て、BARが再び参戦。佐藤琢磨には是非活躍して欲しいものですな。
そして、訳の分からない予選方式が消え、今回から新方式になります。新方式では1周のみのタイム計測で予選タイムを決めるというもの。なんて分かりやすいんでしょう。
でも、一つ問題が。前レースで遅かった順位からタイム計測をするのである。ストーリー上、速いドライバーが最後にトップなんかになると盛り上がるのは判るけど、これにはいろいろ問題が。1つ目はより後者の方が目標タイムが判っているということ。ちょっと無理をするかしないかの目安が判る。2つ目はラバーグリップ。誰も走っていないコース上はホコリまみれである。車が走れば走るほどホコリは無くなり、しかもタイヤが削れて路面になじみ、グリップ力が増す。後者の方が有利なのだ。
さてさて、勝手に盛り上がってしまったが、蓋を開けてみるとポールはウィリアムズのニックハイドフェルト。それからライコネン、ウェバー、次になんとトヨタのトゥルーリ。
気になるBARはエンジンのせいか(イモラで使用したエンジン)、バトンが13番手、琢磨はコンマ3秒差で16番手。ブービー組のジョーダン・ミナルディ上位と、大変不本意な結果。本戦では得意のロケットダッシュが観られるかな。そしてこの予選方式で有利といわれているフェラーリはバリチェロ7番手、シューマッハ10位とやや振るわない結果になってます。
▼2005年第7戦ヨーロッパ・ニュルブルクリンクサーキット予選結果
1 N・ハイドフェルト ウィリアムズ・BMW M 1’30.081
2 K・ライコネン マクラーレン・メルセデス M 1’30.197 0.116
3 M・ウェバー ウィリアムズ・BMW M 1’30.368 0.287
4 J・トゥルーリ トヨタ M 1’30.700 0.619
5 J−P・モントーヤ マクラーレン・メルセデス M 1’30.890 0.809
6 F・アロンソ ルノー M 1’31.056 0.975
7 R・バリチェロ フェラーリ B 1’31.249 1.168
8 R・シューマッハ トヨタ M 1’31.392 1.311
9 G・フィジケラ ルノー M 1’31.566 1.485
10 M・シューマッハ フェラーリ B 1’31.585 1.504
11 F・マッサ ザウバー・ペトロナス M 1’32.205 2.124
12 D・クルサード レッドブル・コスワース M 1’32.553 2.472
13 J・バトン BAR・ホンダ M 1’32.594 2.513
14 V・リウィツィ レッドブル・コスワース M 1’32.642 2.561
15 J・ヴィルヌーヴ ザウバー・ペトロナス M 1’32.891 2.810
16 佐藤 琢磨 BAR・ホンダ M 1’32.926 2.845
17 T・モンテイロ ジョーダン・トヨタ B 1’35.047 4.966
18 P・フリーザッハー ミナルディ・コスワース B 1’35.954 5.873
19 N・カーティケヤン ジョーダン・トヨタ B 1’36.192 6.111
20 C・アルバース ミナルディ・コスワース B 1’36.239 6.158
情報拝借 m(_ _)m http://www.ksky.ne.jp/~tahara/f1/