SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

.NET Framework 2.0の非互換性問題

現在、マイクロソフト.NET Framework 2.0に移行しようとしている。しかし、現行最新の1.1との互換性がβ版の段階で保たれていないことを問題視している。

Windows XP SP2へのアップグレード時に起きたようなアプリケーションの互換性問題が、.NET Framework 2.0への移行でも起きるようだ。Microsoftは互換性テストへの協力を求めている。

そもそも、.NET Framework 1.1環境でビルドされたアプリケーションは、.NET Framework 2.0がインストールされた環境であっても、OSがベースとなるプラッタを1.1にするそうである。いわゆるDirectXのようなCOMインタフェースと同じですね。
それでも、1.1と2.0の互換性を重視しているマイクロソフトはアプリケーションベンダに対して、互換性テストを行うためのリソースを要求しているわけである。
.NET Frameworkは次世代のWindowsでコアとなるプラットフォームと言っていいもの(のハズ)。現在はランタイム時にインタプリタのように解釈しながらWin32で動くけど、将来は.NET Frameworkがネイティブコードとして動くそうな。