HD DVD/DVD/CD対応ドライブ試作を発表

第３世代光ディスクとも呼べるHD DVD、従来のDVD、CDを１つのピックアップで読み取るヘッドの試作にNECが成功したと発表された。
全く互換性がないBlu-rayディスクに比べ、HD DVDは過去のメディアとも容易に互換性を保つ事が出来ると証明された形になる。

NECは20日、1つの光ヘッドでHD DVD/DVD/CDの3種類のディスクに対応した互換技術を開発。デスクトップPCに搭載可能なハーフハイトサイズのドライブを世界で始めて試作したと発表した。
　今回開発したHD DVD/DVD/CDの3世代互換ピックアップやシステムLSI技術、ファームウェア技術により、HD DVDのパソコンへの組み込みや、機器の小型化が用意に実現できるという。なお、今回のドライブではHD DVDは再生のみの対応となる。

消費者にとっては過去のメディアも利用できた方がいいに決まっていて、これ以上議論の余地もないんだけど、米国の映画業界はHD DVD派とBlu-ray派でまっぷたつ。う〜ん、βテープやDAT、DATA MD、ミニカセット………やっぱりソニー？(笑)