SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

液晶モニタ912Tを試してみる

おとといの日記に事の顛末は書いてありますが、CRTモニタがお亡くなりになり、新しく液晶モニタを購入しました。
元々19インチのCRTだったことから、まず第一条件はスペックダウンは避ける、第二条件はこれからは液晶だろうということで、結局サムスンのSyncMaster 912Tという19インチ、応答速度25msec、最大解像度1280x1024、コントラスト比1000:1というスペックのモニタを購入しました。


でかいでしょ〜♪(笑) ……といっても対象物がない……

結論から言うと、期待以上に高性能と言えると思います。つまり、結構いいカンジ。
さすがに、EIZOFlexScan L767には敵いませんが、それでもサムソン独自のPVAパネルで黒さが際だってるし、視野角もそこそこいけてます。
Samsung SyncMaster 912T、Amazon価格で\52,990(税込)−15%還元です。一昔前では考えられななかった値段です。
以下、具体的に[レビュー]してみます。
■特記事項
まず、このモニタ。届くまで全く知らなかったのですが、縦に90回転させる事が出来ます。物書きの方には多くの行を見渡せる縦モードがいいかもです。
それから、あまりモニタの高さを低く出来ないという難点があると聞いてましたが、外枠/接地面間6センチまで低くできます。台座はちょっと大きいのですが、丸かった理由はスウィングする機構になっているためでした。
それから、高さを設定するために「ピン」を使います。ピンを差し込んで高さを固定するんです。ちょっと原始的だな〜と思ったけども、韓国製らしくていいじゃないか(笑)

■応答速度は?
25ミリ秒というスペックですが、やはり残像感があります。ただ、気になるレベルは「着目してみてると残像があるかな」程度です。そりゃそうだ、60Hzのリフレッシュレートは16.66ミリ秒なんだから。
SATOXはモニタをじっと見てCGを描いたりするヒトなんですが、その作業をやっている中では特に不満はありません。
実際の所、普通にムービーを見ている分には、ほとんど気になりません。が、ゲームは少々辛いかも。コントラストの高い対象物がスクロールなんかすると、気分のわるーい感じの残像が(笑)。
ちなみに912T、60Hzと70Hzが選択できます。

■色の再現度は?
ちょっと白ちゃけて見える傾向にあるようです。
でも、以前使っていたCRTよりも色の再現性は高く、例えば、今まで普通に使っていたJPEGの壁紙でも、今回の液晶に変えてからJPEG固有のブロックノイズを視認できるようになりました。
昔は16ビット色しか出ない酷い液晶モニタもあったけど、これに関してはいい感じです。

■視野角は?
30度くらいしかないです。
これは、正面から見たときと、左右に角度をつけて見たときに、色合いが変わる範囲です。30度を超えたからといって見えなくなるわけではなく、ちょっと白み掛かって見える程度です。写真をじっくり見て評価する作業には、このモニタは向かないかもしれませんね。
PVAは「高視野角」という説明がありますが、アクマで「可視できるのが」と割り切った方が良いです。30度そこらで色合いが変わっちゃうからね。

■重要!入力系
アナログ入力は正直言って苦しいです。ビデオカードATI RADEON9800PROなんですが、アナログ入力を使った場合の色にじみが酷かったです。
例えば白→黒、黒→白のように色が変化するドット間が干渉してにじんで見えます。
DVI-D接続にしたらそんな事はなくなったので、DVI-D接続が必須かと思います。
この製品、DVIケーブルが付属してるのは評価できますね〜。

■総評
買ってよかったです(^^;
なかなかの性能だし、19インチのCRTモニタがいなくなって液晶モニタになったら、机の上のスペースがガッツリ空いて、かなり快適です。写真でいうところのキーボードが置けないくらいだったのだ。
もう少しコストを掛けて、EIZOのとか、1600x1200の20インチオーバー(10万円オーバー^^;)とかも考えたのですが、このモニタは最小限のスペックを満たしていると思います。
DVI必須というのは少々心苦しいですけどもね。

http://www.samsung.com/jp/products/monitor/monitor/912t.asp

coverSamsung SyncMaster 912T
Electronics
2004/10/31
日本サムスン
還元を含めれば約45,000円。大変いい買い物をしたと思ってますよん。

山手線、一周60分を切った

東京首都圏を走る環状路線、JR山手線。
SATOXはそんなに利用する機会はないのですが、なんだかいつもがんばってる電車としてSATOX的におなじみです(なんだそりゃ)。
その山手線が、技術の進歩により一周60分を切ることが出来たそうです。

JR東日本などによると、山手線は1925年に1周運行を開始。当時は72分かかったが、車両の改良などで短縮、終戦直後の旅客増と混乱で一時、75分まで遅れたが、その後も制動性能に優れた新型車両の投入などでスピードを上げ、88年に約62分になった。

列車の間隔を制御するATC(自動列車制御装置)が進歩して、緩やかに自動ブレーキがかかるとのこと。ガクガクと急ブレーキがかからなくなって効率的になったそうだ。
余談ですが、山手線は昔、E電(いーでん)という名称に変わった事がありました。でも、なかなか浸透せず「山手線」に戻った経緯があるんです(笑)